5月11日は開校記念日です。
鹿児島玉龍中学校・高等学校は、旧薩摩藩島津家の菩提寺であると同時に藩内随一の学問所であった「玉龍山福昌寺」の跡に建てられています。その史実にあやかり「行学一体」の鍛錬精神と「文武両道」の精神を本校教育のよりどころとし山号を用いて校名が「玉龍」と制定されました。
玉龍山福昌寺が応永元年(1394年)に第7代島津元久により創建され、石屋真梁禅師の開山であることを踏まえ禅師の命日(5月11日)をもって開校記念日としました。さらに福昌寺の学問追究の精神を受け継ぎ、その思いを新たにする日として「勧学祭」と名付けられました。
今年の勧学祭には,玉龍高校を平成4年に卒業し,現在フリーランス メディアオフィサーとして活躍されている岩元里奈先生を講師に招き,『「好き」をたくさん見つけよう~25年後も楽しいと思える大人になるために~』という演題で講演していただきました。
先生のこれまでの大学受験や就職活動など,また働きだしてからの様々な経験から感じたこと,考えたことを語っていただきました。
将来どのような仕事に就こうか,まだ漠然としている今でも,「好き。やりたい,興味があること」を追求し続けることで,高校時代には存在すら知らなかった仕事に出会えることもあることを学びました。
「好き」なものに気づく感性を育てながら,これからの玉龍での生活,そして長い人生を「楽しい」と感じながら生きて行けたらと思います。
6月から始まる女子サッカー・ワールドカップ・カナダ大会でもメディアオフィサーを務めるということで,その準備にお忙しい中,今日は玉龍生のために講演していただき,本当にありがとうございました。