12/10(土)朝。雲一つ無い青空に恵まれました。
放射冷却でひんやりとした空気が気持ちよく感じられる朝です。
家庭科室前の銀杏もようやく色付始め,その下の赤い椿の花がコントラストをなし,とてもきれいです。
さて,この銀杏の木の下では,渾々と澄んだ水が湧いています。
その湧き水が流れる水路でサイエンス部生物班のメンバーがなにやら採取をしていました。
彼らが取っていたのはこの水路に生息するトゲナシヌマエビとミゾレヌマエビです。
玉龍高校のサイエンス部生物班では,ここ何年か,この水路のエビの生態を追い続けており,昨年度は,校内の水路から稲荷川までを調査し,エビの生活史,一生を追う研究をしました。
その先輩たちの研究を引き継ぎ,地道な調査が続けられています。
来年11月に開かれる鹿児島県生徒理科研究発表大会ではどのような新発見が報告されるのでしょうか,楽しみです。