少し日が経ってしまいましたが,今週月曜日に行われた学年朝礼での講話を紹介します。
3学年では地歴公民科の下村先生がお話をしました。
下村先生は,盲学校に通う生徒とのエピソードを紹介され,彼らの繊細なまでに優れた聴覚は,生来備わっていたものではなく,「感性を研ぎ澄まして生活する中で身につけた力」であり,自らの努力の結晶であるということ,さらには,古代の4大文明がいずれも砂漠地帯において築かれたのは,「何とかして,この環境下でも,この地で生きたいという強い思い」が,様々な知恵を生み出した,その結果であるとお話しになりました。
今,受験勉強において,何となく自分の限界を感じている人は,まだ眠っている力を引き出すことで,必ずその壁を越えられる。
そのためには,「何としてでも自分の思いを叶える!」という強い気持ちを持ち続け,努力し続けることが大切だ,という思いを新たにした月曜日でした。