【 流れる石のように No.28 (0410 19:00)】
一文字の違いは大きいのです。
男と乙女では性別が変わります。
素敵と捨て身は言い損ねると大変なことに。
天使には会ってみたいけど,ペテン師は敬遠したい。
monkeyとmoneyは別物。
rugbyとrubyも異なります。
rubyの語になんとなく思い浮かべたのは,ハリーポッター。
「寮杯」と呼ばれる試合で,得点のカウントに使われているのがこの宝石なのです。
作品中の魔法魔術学校には,「グリフィンドール」「ハッフルパフ」「レイブンクロー」「スリザリン」という寮があります。
それら4つが年間を通してポイントを集め合い,学年末に1位を決めるのが「寮杯」。
どこの学校にも「協奏」や「競争」の世界があるものなのですね。
新年度が始動して1週間が終わり,やっとちょっとほっと一息でしょうか。
オリエンテーションもあり,全体,各学年,それぞれの生徒に対して「協奏」や「競争」につながる大切なメッセージが送られたと思います。
それを選び,行動に移すのは自分自身。
ハリーポッターシリーズの校長先生・ダンブルドアさんは言っていました。
「自分は何者なのか。
それを決めるのは才能ではない。
どんな選択をするか,である。」
才能あふれる玉龍生でも,そこにおごることはありません。
「偉ぶる」ではなく「
選ぶ」。一文字の違いは大きいのです。